映画刀剣乱舞のネタバレ感想①
容赦ないネタバレをするぞ!
顔がいい以上のことを言うぞ!?
どうも、ひつじです。
私はネタバレいやいや人間なので「衝撃のラストにあなたは驚愕する!」的な予告だけで見る気が無くなってしまう!
だからこそ警告する!見てから読めー!
・もう見たぜ!
・いやいやネタバレ見てから行くのが好きなんだぜ!?
って人向けです。
とはいえ、私も昨日一度見ただけに加えて終わった後に焼け落ちたように不思議と記憶が無くなっている所がある。
あと、歴史とか詳しくない。
なんなら初めて見る刀おった。
なのでこれは考察ではない。
雑感萌え語りだと思って読んでくれー!
まず、話は天正何年か……
天正ってなんだっけ、なんて読むんだ?というくらい歴史には疎いが、流石に織田信長は知っている。
本能寺の変!本能寺の変!ほん!のう!じ!のへん!ってやつか。
明智光秀が謀反を起こして織田信長が本能寺でやられたっていう。
映像見てびっくりした、歴史物始まったかと思った。いや歴史物なんだけど。
うわしっかりしてる〜と素人目線で思っていたら、顔のいい男達が出てきてまた驚くのだった。
そして名前が出てきてアップになる顔。
ファンなら当然知ってるだろって感じなのかもしれないけど、役者さんがやってるのを初めて見た私にはありがたかった。
日本号と不動くんはイラスト等で見たことがあったけど持っていない刀だし、ははあ彼らが今回の主役達か!と把握する点でも分かりやすい。
あと、一人一人の名前が出てくる度にペンライトの色を変えながら名前を呼びたい気持ちになった。
ぎゃああああああ!!!薬研ニキぃぃぃぃ!!!!柄まで通してぇぇぇぇ!
応援上映とかそのうちやるんだろうか。
需要ありそうだ。
ザッザッザッ、と並んで歩く男達。
なんと絵になることか……
「ヒーローものの王道っぽい」「特撮っぽい」という感想を聞いていたが、確かに特撮に詳しくない私でもヒーローを感じた。
後ろで爆発とか起こってそう。
まだ何もしてないのに、登場しただけで一仕事終えたような格好良さを纏っている。
刀剣乱舞は、
歴史を変えようとする敵とそれを阻止するために戦う我々。
我々は刀の神様を人として顕現させ、戦っている。
というストーリーなのだが、それが要所要所で説明されていて何も知らない人でも分かりやすくなっていると感じた。
もちろんあらかじめ刀のバックボーンや歴史を知っていればさらに楽しめるのだろうが、それも描写してくれているので映画を楽しむことに問題はなかったと思う。
本能寺に乗り込む刀剣男士達。
織田信長を逃して歴史を変えようとする時間遡行軍(鬼みたいな敵)。
そして始まる戦闘!
もう開始からすぐ引き込まれてしまった…!
だって、今までゲームで一枚絵とともに声と演出だけで戦ってた彼らが、めっちゃくちゃ動いてるー!?
舞台やミュージカルが好評なのは知ってたけど、機会がなく見たことがなかった。
こ、これはかっこいいわ〜〜〜!!
まず敵がすごい怖い、うわ、こんなんだったんかお前らー!となると同時に、再現度高い!!と思った。
いつもゲームで相手にしているあいつらが、本当に現れたらこんな感じなんだ!
今まで画面越しにしか見てなかったけど初めて戦場に赴き、生で見たときの審神者みたいな反応をしてしまった。
そして彼らの殺陣がすごい。これは映画の間ずっとそうなんだけど、アクションシーンが格好いい。
まず刀の構え方が格好いい!
魅せる構えでありながら、ちゃんと強そう。
そしてそれぞれの刀が映えること映えること。
槍、太刀、打刀、短刀と特徴を活かすような戦い方をしているのを感じた。
日本号の槍は柄の長さを活かして相手の刃を受け止め、ギチギチとせりあうシーンが多かった。
短刀なら刀のリーチが短い分、全身を使ったアクロバティックな動きで魅せられた。
バク転めちゃくちゃしてなかった!?いや、バク宙!?そんなん、普通できひんやん!?え、今までそんなかっこいいことしてたの!?好き!!短刀、かっこいい!!
ザザッと後ろに飛びのいて背中合わせで構え直すところとか見せられると、心臓貫かれます。
はあああかっこいい!こんなの嫌いな人いるわけがない!全人類これが見たかった!熱すぎる!!!!
そしてキャラクターらしい動き、すごく研究されてる!と思いました。
これは、こんなの、ファンが嬉しいに決まってるーー!!
長谷部の戦い方、見ました!?
剣道のことはよく分からないんだけど、残心って言うのでしょうか。
相手を斬った後に真っ直ぐ伸ばされた剣先と乱れることのない立ち姿。ピンと伸びた背筋。
え、騎士様……………?
ロイヤル長谷部……?
同じ打刀の山姥切とは全く違う、長谷部でしかない動きだと思いました。
私の思う通りの長谷部で嬉しかったです。
あと山姥切くんは本当に顔が可愛くて、映る度に「本気で言ってる?その顔」って思いました。麗しかった。布取ればいいのに。
さて、万を辞して登場する三日月宗近です。
室内へと侵入していた敵を退け、「土足で入るな」的なことを言いながら暗い室内からすうっと出てくる三日月宗近の影。
まあなんと美しいことでしょう。
三日月宗近の動きはまるで歌舞伎役者のようで、和服を着て動くのにふさわしい足運びというか、体にブレがない。
足先だけ滑らせるような歩き方は腰で歩いているかのよう。
頭に本を乗せて歩いても落ちることはないでしょう。
気品あふれすぎ。
闇から出づる姿は美しすぎて幽鬼の類のよう。
いや、神様なんだけども。
大きな刀を余裕綽々に振り、踊るように敵を斬る姿は雅すぎる。
それから全然詳しくないんだけど、服の布めっちゃ高そう。
一方、どんどん追い詰められる信長。
一人奮闘する蘭丸と、イケイケ押せ押せな明智軍。
信長が蘭丸に「大儀であった」と言った時にはこっちも悲しくなってしまった。
お別れの挨拶だ……
うわああああ!くるなあああ!!ってボロボロになりながら必死で信長様を守る蘭丸に泣けてきちゃうよ…がんばれ!蘭丸がんばれ!
しかし本当にこの織田信長、かっこいい!
最初の登場シーンで火の矢が飛んで来てるのに堂々と「何事じゃ」と眺めていて…
いやいや当たっちゃうよー!?すぐ近くまで飛んできてるよ!うっかり当たっちゃうよ!?ってこっちがあわあわするくらい落ち着いていた…
さすが大物…ずっと格好いいです。
話は戻り、奥に行った織田信長。
刀剣男士達は「中に敵入ったから倒しに行かないと」となっている。
そこで三日月宗近は「自分一人で行くからここよろしく」みたいなことを。
でも「俺も行く!」と付いていこうとする不動くん。
しかし三日月宗近、行かせません。
「でも…」ってなる不動くんを「よいな」と威圧。
険しい顔つきしてるわけでもないのに、オーラで諌める三日月宗近…解釈が合う〜!
いや別に不動くん連れてってもいいじゃんと思ったけど、明智光秀が戦うところで「うっ…」となる不動くんを見て察しました。
全然知識はなかったけど、薬研藤四郎が信長の懐刀であったこととか、長谷部が下げ渡されたことは知っていたので、ああ、不動くんもそういう経緯があるのかな?と。
俺一人で十分だから外を守っていろ、と三日月は不動くんを止めたのかと思っていたけれど、そういう意味もあったのか……
で、三日月宗近の顔と声が良すぎるシーンが来ました。
自害しようとする織田信長の前に現れた時間遡行軍。
信長さんが「お前ら明智軍じゃないな?」と手を止めたところに颯爽と現れた三日月宗近。
襖を閉めながら織田信長と話す三日月がとにかく美しい。
隙間から見える三日月宗近ってすごいんだな…青い瞳と髪もまた、美しい。
「御前を騒がせます」とか言ってた。
私の頭では覚えきれないほど雅な言葉遣いだったのですが、ものすごくグッときた……
「貴方様は為すべきことをなせばいい」と襖を閉め、「老体にどれほど鞭を打たせる気だ」と敵に向き直る三日月宗近。
いや〜、一人で戦っていたけれど、まるで負ける気配がない。安心の宗近。
「薬研藤四郎。切れ味は鋭くも主人の腹は切らぬというが、今回ばかりは頼むぞ」と腹に刀を当てる信長。
薬研の説明してくれてる!と思いました。
焼け落ちる本能寺、眺める刀剣男士達。
薬研の横顔に、彼の心情を慮るばかりです……
そして仕事を終えたと戻る刀剣男士達だが、しかし本能寺には何やら怪しい影が……
それぞれ水晶玉を放り投げ、桜に包まれて帰還するわけですが、そうなってるのかー、ってなりました。
本丸と戦場の行き来はゲームでは表現されていないので、その玉でワープするのね〜と。
桜に包まれるのも、ゲームで誉を取ると桜が舞うので「なるほど戦績が良かった子はこの玉でワープする時に桜多くなったりしちゃうんかな」と思いながら見てました。
本丸に戻ると出迎えてくれる鶯丸。
うわ!鶯丸すぎる!と驚いた。
声優さん本人ではないですよね?
話し方がすごい鶯丸……!!
あと本当に詳しくなくて申し訳ないのですが、役者さん達はみんな舞台の方……?
聞き取りやすい滑舌と声の出し方、表情の演技の仕方が舞台役者さんっぽいなと…
鶯丸の声の出し方が本当に彼らしくて、再現度高〜……と度肝抜かれました。
そして骨喰〜〜!!君、出るんか〜!
え………女の子?
失礼ながら、役者さんは女性の方ではない、ですよね……
あまりに可愛すぎて、髪型も相まって、女の子!?って、映る度になりました……
かわいかった……………(噛み締めてる)
登場シーンのキョトンとした感じもあり、幼い少女のようでした。
焼け落ちて記憶がないんだ……
これは今日偶然ゲームで回想を見たんですが、三日月と骨喰のやりとりってゲームであったんですね。
そして……薬研って「兄さん」って呼ぶのね。
キュンときすぎて思わず真顔。
さっきまでばちぼこにアクロバティックに戦ってたあんな男前な男児が美少女に向かって「兄さん」と呼びかけている…
これだから藤四郎はたまらねえぜ!!
で、本丸っていうのも初めて見たので「うわかっこい!!えっ、審神者かっこいい!!」ってなりました。
建物広いし綺麗だし、審神者の部屋かっこいいし、い、いいなー!!!
審神者になりてぇー!!ゲーム復帰しよ!ってなりました。
あの御簾?越しに宝石つけて座ってるの格好いい。
審神者と三日月のやりとり、いちいちかっこよすぎじゃないですか?
信頼関係がすごくよくわかるし、互いに老成しているのが分かる。
特に三日月宗近の爺さんキャラが食えない男というところにかかっていてよかった。
「はっはっは」と笑いながら冗談か本当か分からない事を言い、余裕綽々でどっしりと構え、のらりくらりとかわしながら決めるところは決める、そんな三日月宗近がすごく魅力的だった。
鶯丸お得意のお茶タイム。
惜しげも無く晒されてる薬研ニキの足。
不動と日本号の「ごうちゃん」「不動ちゃん」かわいかったです。
仲良いのね二人!
でも、お酒たくさん飲んで荒れてる様子の不動くん……
信長が死んだ時のことを「燃えたせいではっきりとは覚えていない」という薬研に「覚えてないほうがいいこともある」と言う不動。
その言葉だけで、彼は主人が死にゆく様を手の中で見ていたのだろうと考えさせられて切なかった……しかもはっきりと覚えているんだろうなあ。
もしかしたら本能寺に出陣したことでその時の感覚を追体験したのかもしれない。
不動くんの心情を思うと悲しくなってしまう。
そして「最近主の近くに行けていない」と不満そうな様子の長谷部。
帰還の挨拶すら止められる。
誰も審神者のところへ行っていない、そう、三日月以外は。
「絶対三日月宗近が遠ざけてる!」と言っていたところへお団子と一緒に現れる三日月。
うわ聞かれちゃったよ、と気まずい雰囲気が流れるのですがそこは「陰口のような真似をしたのは謝る」ときちんと言える長谷部。
は、長谷部ーーーーー!!!
ごめんなさいができるのいい子すぎ!
とても長谷部らしく、長谷部のいいところでちゃってる!と思いました。
別に長谷部は「主命一筋、主大好き、全然主に会えない!ぷんぷん!」とただ拗ねているわけではないのです。(多分)
もしかしたら「大好きな主に会えないのなんで?長谷部のこと嫌いなの?」って子供みたいに面白くなく思ってるところあるのかもしれない。それならそれでかわいいやないか。
長谷部は真っ直ぐで、彼なりの信念があって、不義も怠慢も許さない。
私自身がちゃらんぽらんなので、その真っ直ぐなところが頑固で融通効かなくてめんどくさいなあ、と思うのと同時に、そこまで強く自分を持てることが眩しくもある。
この映画を通してそんな長谷部の長所であり短所である部分が出ていて、ものすごく長谷部らしい反応だと思いました。
なんで主に会えないんだよ、と正面から三日月に聞く長谷部。
でも三日月は「アレをソレしなければな〜〜」なんてわざとらしく言いながら団子を置いて去っていってしまう。
長谷部「得意のごまかしか」
鶯丸「いや、下手すぎる」
このやりとり好きでした。
くっ…!!ってなってる長谷部、見事に三日月に躱されててかわいい。
なんか貧乏くじばっかり引いてそうね、長谷部……
真面目すぎて損してそうな長谷部、愛おしい。
この辺り、前後が曖昧なのですが信長復活シーン。
いや、復活もなにも死んでなかったのだけど。
なにこの物語の最初で謎の声に呼び掛けられた勇者が目覚める寂れた洞窟みたいなところ(偏見)
そして、シャ、シャベッター!!!
無名(むめい)ってことなのかな?
そして現れる軍勢…こ、こわい…
赤い目が集結してるの、こえー!ってなった。
え、信長が時間遡行軍率いるの!?
おいおいやばいこと起きちゃってるよ〜
これからどうなっちゃうの〜!?
おそらく序盤のはずなのにこんなに長くなってしまったので、今回はここまでで。
ちなみに本日、念願の一期一振を鍛刀することができました!!
イエエエエエエエエエエドンドンパフパフ!!!!!!!
何年欲しいと思っていたかーー!!
うちの弟達が喜びます。
今日は我が本丸で歓迎会が行われていることでしょう。
でもなかなか6-1突破できねぇなあ〜
では、次は「信長暗殺任務開始」です。